「英文構造図とは何か」はご覧いただけたでしょうか? 本書は
英文構造図に関するこれまでの蓄積を集約し、詳しく体系的に解説した教材です。今回の第2版では基本的な内容に変更はありませんが、@
日本英語教育学会でのデモ発表から得られた見地を加味することにより
正確さを増しているだけでなく、A文字サイズ等を見直すことにより
かなり読みやすくなっています。
この三部作を丁寧に学べば、基本文型と重要構文の大半が理解できるようになりますし、お手元の教材に掲載されている英文についてもほぼ問題なく図式化できるようになるはずです。
本書は次に掲げるような3部構成になっています。
T・基本編
U・発展編
V・活用編
「T」は簡単な導入から始まり、 英文構造の核である
<5文型>について、
単層構造の文を中心に解説します。あわせて、修飾、否定文と疑問文、時制についても扱っています。
「U」は、「T」で学んだ基本的な文をもとにして、
重層的な構造をもった文へと進んでいきます。ここまでを丁寧に学べば、『FOREST』はもちろん『ロイヤル英文法』などの分厚い文法書にも自力で取り組めるだけの力が付くはずです。
「V」においては、名著『物理数学の直観的方法』(長沼伸一郎、講談社ブルーバックス)の構文版たるべく、多くの人が躓く
厄介な構文を、誰にでも直観的に理解できるように解説しています。また、後半部分では
さまざまな事例について構造図を掲載し、
例文学習の方法について解説しています。
(『英文構造図 V・活用編』p.31 のスクリーンショット)
私は英語のプロとしては末席に属する(むしろ門外漢に近い)者ですが、
英文の構造については中学・高校時代から関心を持ち続けてきましたし、
プログラミングなども熱心に学んできました。本書の執筆・制作にあたっては、それら複数領域の知識・技能が大いに役立ちました。また、日本英語教育学会でのデモなどを通じて本方式に出会われた方々からも、
多くの肯定的な反応をいただいています。もちろん、
私自身がこの構造図を活用して英語の学習を続けています。
以上の実績を踏まえて、
私の方法は英語の初心者から上級者まではもちろん、生徒さんに対する説明の方法に悩んでいらっしゃる家庭教師・塾講師・学校教師の方々、あるいはさらに研究者の方々にも大いに役立つものであると確信しています。
世界広しといえども、これほどわかりすい英文構造図は他にはありません。ぜひ多くの方々にご活用いただきたいと思っています。
※本書はA4判の PDF ですが、印刷して使用する場合はA5判に縮小することをお勧めします。
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商品からの抜粋をご覧いただけます。下記の「サンプルPDF」をクリックしてください。
(表紙および目次の全体と、本文からの抜粋が含まれています。)
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こちらで前々版に掲載されていた例文と表をご覧いただけます。